八幡市のフクダ建設です!
木造家屋解体工事において必ずと言っていいほど行う作業に、屋根葺き材の手作業による撤去があります。
屋根の工事は2種類あります
➀瓦屋根の撤去
➁スレート屋根の撤去
今回は瓦屋根の撤去ですがスレートの撤去とは違うのでご注意ください!
よく『重機で一緒に壊したらいいんじゃない?』とのお声を頂きますが何故先行手壊しする必要があるのか、お答えします!
そもそも解体工事を行う際は、分別解体を行い廃材の再資源化を促進するように法で定められています。
そのため、現場では分別できるものは分別して解体作業を行っていきます。
瓦屋根とスレート屋根は、もしそのまま重機で解体してしまったらどうなるでしょう?
屋根には勾配(傾斜)が付けられています。
屋根の下地から剥がれた瓦やスレートは、勾配に合わせて滑り落ちていきます。
安全な解体施工のためにも、隣地の方への配慮のためにも、屋根葺き材の先行撤去は必要になるのです。
住宅解体の工事前には、各作業工程とその手順をしっかりとご確認されることをお勧めします!!