みなさんこんにちは!
京都府八幡市を拠点にその他近郊エリアで
解体工事を営んでいる「株式会社フクダ建設」です。
今回は浄化槽の汲み取りについてお話できればと思います。
解体工事のご依頼をご検討中の方はぜひ参考にしてください♪
浄化槽とは、生活排水や汚水を処理するために設置される装置や施設のことを指します。
主に住宅や建物、施設などで使用され、排水される水を浄化して環境への影響を軽減する役割を果たします。
下水道に接続されていない場所や、地域によっては下水道が整備されていない場所で一般的に使用されます。
浄化槽の基本的な構造は
固液分離槽(セパレーター)
排水に含まれる固形物を分離し、固体の部分を取り除くための槽です。
処理槽(トリートメント槽)
生活排水を微生物や酵素などを用いて分解し、浄化するための槽です。有機物や汚れを分解するプロセスが行われます。
沈殿槽
処理槽で処理された水の中から残る固体分や細かい汚れを沈殿させるための槽です。これによりクリーンな水が上部に残ります。
浸透槽(濾過槽)
沈殿槽での処理後、残る水は浸透槽を通して砂や土などの層を通過し、余分な汚れを除去します。
排出槽(放流槽)
処理が完了したクリーンな水は排出槽から流出し、環境に影響を与えずに排水されます。
以上になります。
浄化槽を使用している家は解体工事を依頼する前に、まず汲み取り依頼を行う必要があります。
もちろん浄化槽を使用していない家は依頼の必要はありません。
浄化槽の汲み取りとは
浄化槽内に蓄積された下水や排水の汚れた水を専用の車両で排出し、清掃や保守作業などを指します。
長期間使用すると中に汚れた水や固形物が蓄積されます。
そのため、定期的に浄化槽内の汚れを取り除き、浄化機能を維持するための作業が必要です。
具体的な手順は以下の通りです。
①予約
浄化槽の汲み取りを行う業者に予約をし、作業日時を調整します。
②車両の到着
汲み取り業者の車両が現場に到着し、汲み取り作業を開始します。
③ポンプ作業
汲み取り車に搭載されたポンプを使用して、浄化槽内の汚れた水や固形物を車両に排出します。
排出された汚水は専用の処理場で適切に処理されます。
④清掃とメンテナンス
浄化槽内が空になった後、業者は内部を清掃し、必要なメンテナンス作業を行います。
槽内の状態を点検し、必要に応じて修理や交換作業も行われることがあります。
⑤報告と証明書
汲み取り作業が完了したら、業者から作業の報告や汲み取り証明書が提供されます。
この証明書は、清掃が行われたことを示す重要な書類です。
浄化槽の汲み取り作業は、建物の衛生を保ち、浄化槽の正常な機能を維持するために欠かせない作業です。
定期的な汲み取りとメンテナンスを行うことで、浄化槽の寿命を延ばし、環境にも配慮した処理を行うことができます。
しかし解体工事を行う場合、事前に専門業者に依頼して改めて浄化槽の汲み取りを行っておく必要があります。
解体工事開始前に汲み取り作業が完了するように、専門業者に連絡することが望ましいです。
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